海外から訪れた来場者、大阪万博を満喫…入場待ちも工夫で克服

2025年10月6日と7日、海外から来日したある来場者が初めて大阪・関西万博を訪れ、限られた日程ながら数多くのパビリオンを見学し充実した時間を過ごした。最終盤の時期に訪れたが、事前情報を活用した計画的な行動が功を奏したと話す。

来場者は「もっと早く行きたかったが海外からの来日で都合がつかず終わりに近い時期になった。混雑でほとんど見られないかもしれないと覚悟していたが、グループの情報を参考に計画を立てた結果、たくさんのパビリオンを楽しむことができた」と振り返った。

両日とも午後12時入場チケットしか取れなかったため、初日は午前10時に会場に到着し約2時間並んで入場。同行した夫は待つことを好まない性格だが、不満を口にせず協力したという。入場後は1時間以上並ばずに見学できるパビリオンを中心に回り、夜まで楽しんだ。花火やドローンショー、プロジェクションマッピングなど夜間の演出も満喫した。

一方で「入場制限がかかっていて並ぶことさえできない場所がいくつかあったのは少し残念だった」と語った。

2日目は前日の疲れもあり早朝の入場は控えたが、東ゲート用チケットを持ちながら西ゲートを利用する方法を参考にし、午前11時に夢洲駅に到着。多少の待機はあったものの、正午前に入場できた。その後も長時間並ばずに見学できるパビリオンを巡り、夜7時半には駅に向かった。

短い滞在ながら訪れたパビリオンは次の通り。

1日目:ネパール、インド、台湾の音楽ショー、スペイン、シンガポール、コモンズA・D・E、夜の地球、青と夜の虹のパレード(2回)、花火、ドローン、プロジェクションマッピング

2日目:インドネシア、サウジアラビア、ロボット&モビリティ、カタール、UAE、ポルトガル、中国、クラゲ館、国際機関

来場者は「万博のために日本を訪れて本当に良かった。計画を工夫すれば短期間でも充実した見学ができる」と語り、最後の万博を目指す人々にエールを送った。

Reporter

Reporter

コメントを残す

ウィークリーニュースジャパンをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む