オーストラリアを訪問中の小泉進次郎防衛相は18日、首都キャンベラの連邦議会内でアンソニー・アルバニージー首相を表敬した。

小泉氏は、日豪間の防衛協力が幅広い分野で深化していることを歓迎した。その上で、リチャード・マールズ副首相兼国防相と引き続き緊密に連携し、両国の防衛関係を一段と強化していく考えを伝えた。

小泉氏は同日、マールズ氏との防衛相会談にも臨んだ。両氏は2022年の日豪安全保障協力共同宣言や、2026年5月の日豪首脳会談で発表された防衛・安全保障協力強化に関する声明を踏まえ、具体的な協力の進展を確認した。

会談では、豪州国内の試験場を利用した自衛隊のスタンド・オフ・ミサイル発射試験に向け、協議を加速させる方針を確認した。先端レーザー技術を活用する共同開発事業「ブーブック」の試作システムが豪州で実証試験を終えたことも歓迎した。

このほか、豪海軍が導入を進める能力向上型もがみ型護衛艦の事業や、日豪および日米豪による共同訓練、情報・インテリジェンス共有、防衛装備・技術協力などについて意見を交わした。

小泉氏は今回、日本の防衛相として初めて豪国防軍統合作戦司令部を訪問した。日豪両国は連絡官の相互派遣などを通じ、統合作戦部門間の連携も強めている。

2026年は日豪友好協力基本条約の署名から50年に当たる。両国は安全保障環境が厳しさを増す中、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、防衛協力の実効性と相互運用性を高める方針だ。

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